ただ、その待つ間というのもまた楽しい時間であったことは事実です。ワクワクした時間が長く続いて、今日も配達に来なかったという気持ちもそれほど嫌では無かったりしました。
最近ではインターネットで注文すると数日以内に届くというのが当たり前となりました。もちろん欲しいものは早く手に入れたいという気持ちがありますがワクワクできる時間をその代わりに失っているとは言えます。ライバル会社との競争を考えれば、早く届くというのはやはりメリットとなるので仕方ないのかもしれません。
先日注文した家具がちょうど連休直前だったことがあり、いつもよりも遅く配達されたことがありました。すぐに必要というわけではない商品でしたし、久しぶりにじっくりと待つ楽しみを味わうことができました。注文するとメールでこまめに連絡があって、今その商品がどこにあるのかが分かるようにもなっています。これからもっと便利なサービスが展開されてゆくことでしょう。
注文した商品は早く手元に欲しいという反面、届くまで愉しみな気持ちが長く続いてい欲しいという面もあって消費者側もずいぶんわがままなものです。